2011年1月29日土曜日

しおサイダー飲んでみた

近所のスーパーでなにやら怪しいサイダーを売っていたので、買ってきて飲んでみました。
名は奥能登地サイダー「しおサイダー」。
写真をご覧になってもお分かりのようにデザインがとっても素敵なんですよ。

一口飲んでみると、サイダーなんだけど甘くない。いや甘くないってことはないんだけど、塩の味がするのですよ。
いわゆる食卓塩みたいな単純にしょっぱいわけじゃなくて、なんだか柔らかい塩の味というか。
えーっと、ラベルになんぞ書いてあるぞ。

「江戸時代の初めから
奥能登・珠洲で続けられてきた
揚げ浜式製塩法で
作られた希少な海水塩を
使用した贅沢なサイダーです。」
塩サイダーの売り上げの一部は、
揚げ浜式製塩法の継承に使われます。

揚げ浜式製塩法! 聞きなれない名前です。
播州人が知っているのは入浜式で塩の満ち干きを利用する方法なのですが、揚げ浜式はそういう自然の力をあまり借りれなくて、柄杓で海水撒いたりする模様。これは大変な労力がかかりそうです。
そのためか、この方式は現在は奥能登でしか行われていないらしいですよ。
なんでも石川県の無形文化財に指定されているとか。

そんな美味しい塩を使っているおかげなのか、不思議な味なんだけど美味しいサイダーになってます。
これ夏場に飲むと失われた塩分も取れるからいいんじゃないかなぁ。

それよりも調べていくうちに、奥能登の塩自体に興味が出てきました。
お料理に使っても絶対美味しいと思うもんなぁ。

そうやって我が家にはいろんな地域の塩があったりするのですが、あまり塩の特性を生かした料理を作れているとは言いがたいところがトホホなところです。
あれよね、興味と料理の腕は比例しないのですよ。

モンゴルの塩とか瀬戸内の塩とか北海道の塩とか石垣の塩とか、何故かおみやげにいただいたりもして、色々揃ってるのになぁ。
……精進するしか?

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