台湾が好きなのです。でもなかなか行けないもので、いわゆるところの「台湾本」をいろいろと買って読んでは脳内トリップを楽しんでいます。
「台湾自転車気儘旅 世界一屋台メシのうまいメシの国へ」(石田ゆうすけ)は横長の判型で表紙に美味しそうな担仔麺がドーン! と載ってて、そりゃもう手に取るに決まってる! という本でした。
台湾を自転車でぐるりとまわって、土地土地の美味しいものを食べまくった作者の石田さんが出会った街、人、食べ物のことを、軽妙な文章と素敵な写真で紹介しまくりですよ。
写真を眺めているだけで楽しいけれど、文章も読みやすいので、ある意味絵本のように何度も何度もペラペラめくってはにへらぁと幸せになれる本です。
こんな屋台の! 間口の! ちょい小汚い! 狭い! お店に、こんなンマいものが!!!!!
ていう衝撃ががよぉくわかるんですよ。
おいらは台北近辺しか足を伸ばしたことがないので、行ったことのない地方の美味しい物に興味津々です。
とくに作者をして「変態かき氷」といわしめた花蓮の「五覇焦糖包心粉圓」が気になって仕方ありません。
と、ダメダメ、夜中にこの本を手に取ることは死を意味するというか、「うぉぉぉぉっ、腹減った! 小籠包食いてぇ! 粽食いてぇ! 豆花食いてぇ! 肉包食いてぇ! ぐはっ!」とのたうちまわることになるのです。
そしてここ日本には夜中にダッと外に飛び出たところで、小吃を売っている屋台もお店もないのです。
求む、ドラえもん!
いや、求むどこでもドア!
発作のようにじたばたしながら、しみじみこうつぶやくことになるのですよ。
「あぁ、台湾行きたい!」
↓YOUTUBEで見つけた「五覇焦糖包心粉圓」店内の様子。豆花を食べてらっしゃいます。噂の変態かき氷はちょっとだけ映ります。
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