2011年3月9日水曜日

パンダの名前

パンダです。
上野にやってきたパンダさん、中国では「比力」で「ビーリー」、「仙女」で「シィエンニュ」というお名前でした。
本日ようやく日本でのお名前が決まったようです。
→「ぼくはリーリー 私シンシン 上野のパンダに日本名

雄が「リーリー(力力)」、雌が「シンシン(真真)」だそうですよ。
力力は「かか」ではなく、「ちからちから」と書いてあるのですよ。
カカだとサッカー選手になってしまいますから。

日本名も決まりめでたいことです。
めでたいことですが、何万通の中から選ぶのなら、何故このようなお名前に?

力力を「リーリー」と中国読みさせているのに、真真は「シンシン」と日本語読み。
真真も中国読みするなら「ジェンジェン」になります。

どうせ中国読みで「シンシン」にするなら「星星」にすれば綺麗だったのにね、なんて言ってたら、台湾の知人が「シンシンって聞いて猩猩(チンパンジー)かと思ったよー」と。
いかん、星も猩も「xing1」だから星星にしたら完璧に一緒になっちまうなぁ。それはNGだなぁ。
ただでさえ熊だか猫だかわからないのに、ここに猿まで混ぜるわけにはいかない。
だったら真は「zhen1」だけど、そっちの方がいいか。

さらに台湾の知人が「リーリーって聞いて莉莉を連想しちゃったよー」と。
力も莉も両方「li4」だしなぁ。
でも「莉莉」って女性の名前だもんねぇ。
中国のみならず日本でだって「リーリー」だと女の子の名前っぽいと思っちゃうもんねぇ。
中国名の「比力」を活かしたかったんだとは思うんだけどさ。

決まっちゃったもんは仕方ないし、せっかくのお名前だからこれからはこの名前を愛でるしか無いのだけれども、なんでもうちょっと調べないかなぁ。
日本と中国の架け橋って言うんだったら、両方の言語で意味が通る美しい名前を探して決めればよかったのになぁ。
ちょっと残念だなぁ。

いや勿論応募した方々になんら文句をつけるつもりはないんですけれども。
動物園の方に文句をつけるつもりもないんですけれども。
中国語と中国文化に明るい方をアドバイザーに付けるだけでよかったんだと思うんですが。
ほんとそれだけなんですが、残念です。

でもパンダが可愛いことには間違いないんですけどね。

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