2011年3月6日日曜日

思わず口元が緩む「台湾の宝もの」

台湾の宝もの
ことりっぷ台北 」や「ことりっぷもっと台北」で、台湾で売っている布ものだとか、石などのちょっとしたアクセサリなどに興味を持った方が、手にとってみればいいかなぁと思うのが「台湾の宝もの」(中田桃子、桜井みすず 著)です。

「布工芸」「ガラス細工」「とんぼ玉」などの伝統工芸品から、「茶芸」「料理」など伝統文化まで、台湾の逸品を豊かなビジュアルとともに紹介! という謳い文句は伊達ではありません。

紹介されているお店自体は、他のガイドブックでもおなじみのお店も多いのですが、とにかく紹介されている写真の点数が段違いで多いのです。※ ただし2009年の本なので、扱っているものや価格、お店自体が相当変化があると思いますし、作者が長年かけてコレクションしてきたものの紹介も多いので、あくまでもこういう物あるんだなぁと眺めるのが良さそうです。

とんぼ玉こと「瑠璃珠」の項では原住民分布図や玉のデザインの意味を簡単に紹介されています。
まず原住民文化を冒頭に取り上げるのもいいなぁと思ったりします。

素敵な布製品や茶器の写真、お茶菓子の写真にもうっとり出来ますが、DIY的中国結びにもページを割いていて、手芸好きにはちょっといいんじゃないでしょうか?

印鑑、玉、石なども美しいのですが、「瑠璃工房」作品にもとても心惹かれます。

しかし一番グッと来たのは「MOMOKO COLLECTION」と銘打たれた中田桃子さんがこれまで収集されたグッズなどの数々を紹介するコーナーでしょうか。
飛行機のダイキャストモデル、オフィシャルグッズ、草木染めの布製品、かわいい便箋やカード、切手、ぬいぐるみ、人形、お守り、紅包、鳳梨酥などが紹介されていて、台湾って街中にこんなに可愛い物がたくさんあるんだねぇってニコニコできますし、その可愛らしさにメロメロです。

メロメロといえば選ばれた宝ものの中に「台湾と猫」があるのも嬉しい限り。

グッズ、雑貨好きならちょっと見ておいても損はないかもしれません。
でも最近のお店は載っていないから、台湾の雑貨本や可愛い物本をどこかで出してくださると嬉しいなぁ。

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